上に行くほど新しいです。



短編
「深い水の底へ」
 男前な泉くんを書きたかったのだけど、途中で「私には原作の泉くんの格好良さを描写するのは無理!」と心の中でシャウトしてこんな雰囲気に。……如何でしょう。泉くんの裏の二、三歩手前、でしょうか。泉くんでそういうのを書くのははじめてだったので少しどきどきしてみたり。
 少しでも格好良い泉くんを書けてたら嬉しいです。

「痛み分けの痕」
 アンケートの回答を見ていて、自分が水谷くんを書いてないと気付いて、大あわてで「文貴文貴」と呪文を唱えながら書いた作品です。大分昔に、内輪だけのために書いた小説に似通った作品になっちゃいましたが、まあ、ご愛嬌。
 初の水谷くんなのに、なんだかえろちかるというか、一線越えてるというか、そんなんなのはかるーく優しく流して下さると嬉しゅう思います。
 というか、水谷くんが難しいの何のって。私が上手くキャラクターを掴めてないだけなんでしょうが、動かしにくい。これからも要精進ってことですね。頑張ります。

「痕にくちづけ」
 コンセプトは阿部のえろす。なんて直接的な。ヒロイン嬢に背中の痕にキスされちゃって理性保てなくなって、二回戦目に突入しちゃう阿部くんのお話でした。なんて明るく説明するんでしょう、私ったら。阿部くんは、これくらいムッツリでも良いと思う。

「わきあがる衝動」
 花井主将で、ほのかにえろっちいお話を書きたいなーと思って書きました。まあ、書きあげてみると、そんなにえろくない作品になったなあと思いますが……。でも、続きのことを考えると、ちょっとばかしえろすなお話になるかもね。書かないと思うけど。直接的なものは、恥ずかしくて書けません……。

「呼ばれて飛び出た悲劇」
 悲劇、というのは、予想だにしてなかった告白をしめしてます。阿部くんにしてみれば、幼馴染が好きなのに何故か自分にホモ疑惑が吹っ掛けられてるところが悲劇かと思います。かわいそうな阿部さん。――ホモとかそういうのが嫌いな方でも読めるような作品、と思いながら書いたんですけど……大丈夫でしょうか。まあ、疑惑ぐらいなら大丈夫だよね……? この作品は昨日、眠れなかったので携帯で打ってたら形になってしまったのでそのままサイトまで引っ張ってきました。携帯電話って便利ですねえ。

「りんごのほっぺ」
 季節外れにも程がある、真冬のお話を書いてしまいました。寒がりヒロインと、ちょっとした寒さならどうってことない泉くんの、帰り道でのお話。あまりの暑さに、冬のお話書いたら涼しくなるかなあと思って書いてしまったのです……。

「紅色の頬」
 消しゴムを忘れて、となりの席になった好きな人に「貸してください」と勇気を振り絞って言う三橋少年のお話を、女の子視点で。……ってお話だったんです。書きたかったのは。書き表せたか、は、正直な話微妙なんですけども。やっぱりオチは田島か泉を出してどうにか微かにでも恋愛色出すべきだったのだろうか……。今更って感じも、するんですけど。

「正しい朝の起こし方」
 何か一線越えてる花井さん。このあいだの夢が報われてなさすぎたので、甘くしようと思って書いてみました。花井さんはこんな風に特に早起きしなきゃならない日じゃなくても早起きしちゃうような人だといいなあと思って書いてみた。多分早朝四時五時なんだろうなあ。私の寝る時間に起きる花井。

「香炉」
 香炉と聞くと、仏具しか思いつかない世間の一般から外れた思考回路のため、こんな奇妙なお話になってしまいました。「二次創作書きさんにたった10のお題」の「甘」なのに、さっぱり甘くないよ……。栄口くんのお母さま死亡話の捏造です……。一人、毎年毎年夏の暑い日の度に黒い服――そうそれはまるで喪服――に見を包む少女。彼女なりの栄口くんの救い方。そんなオハナシ。あ、『盂蘭盆=お盆』です。まあ、字的に想像つくと思うけれども。

「熱る指、それは」
 ホントにホントの、おお振り夢デビューがこれ。他の夢サイト(マイナー系取り扱い。メインは某web漫画作品)にアップしてたのを連れてきました。だって、専門サイト開いたらそっちに持ってくのが筋ってものでしょう。と思ったので。だから特に書くこともないのですけれど……。まだ恥ずかしくない内に出さないと、「これ恥ずかしいから封印ね!」とか言って仕舞いこみそうだったので、早めにおお振り夢サイトへ持ってきました。

「ソファー」
 シュカは北海道民の癖に寒さに弱いです。暑さにも弱いです。温度変化に弱いのです。真夏はこのヒロインさんみたいにうだうだ「あついー、あつーい、あーつーいー」と言うだけ言ってます。とりあえず、阿部に、缶ジュース引っ付けられるのが書きたかっただけ。前振り長い。無理矢理お題とこじつけたから、ソファである必要が見出せない……。

「ベビーピンク」
 泉可愛いよ泉。小柄で辛口ってところとか、もう私の心を掴まえて放しません。この話は泉様にペディキュア塗ってもらいたいなーとひたすらに思って書いただけなんです……。自分で塗ったペディキュアに欲望を掻き立てられてキスしちゃった泉。萌える……。あ、途中の明らかにおかしいモノローグはBAROQUEの影響です。好きなんだよバロック……。

「コーヒーにお砂糖を」
 お題を見て、ぼんやり考えて浮かんだ小説をそのまま書きました。「完全徹夜の後の頭は碌なことを考えない」の典型例な気がします。この話で一番かわいそうなのはキスされたヒロイン嬢も然ることながら、全然関係ないのにキスシーンを見せ付けられた浜田くんだと思います。ああ浜田、君の勇姿は忘れない。それにしても、田島さまはキャラクターが全然掴めません。原作の中にあるみたいな、自然な田島を描いてみたい。引力のある感じを、すんなり出せるみたいな。

「切り取った空はキャラメル色」
 失恋ヒロインと、慰めようとしてたら何でか胸が痛んで、やっと自分はこいつに恋をしてるのかってわかる、にぶい花井さんが書きたかったの。ここの弱味に付け込めばどうにかできるのに、そうできない心の優しい野球部主将花井梓が書きたかったんです。恋愛下手で鈍感な花井梓くんを推奨しています。……なんてね! なんか、恋愛上手すぎるとやだ。振りっこは純粋希望。

(これ以前の作品のあとがき発掘はできずじまい)



連載
「羨望の先に、あなた」
 連載の展開の中間地点になるべきものが先にできてしまったので、一応あげてみました。このルートに向かってます、というちょっと先のお話です。本当はこういう話を書きたくて連載書き始めたんだけど鈍足にすぎるので、自分を追い詰めるためにアップ。

「白いタオルで」
 ニコ動でMADを見ていたら、早く入学させて入部させたくなりました。まあ、ほとんど骨は出来てたんでちょっと肉をつければすぐ終わりだったんですけどね。入れたかったエピソードは削る路線で、とりあえず早く西浦ーぜと出会わせて千代ちゃんとお友達になりたいです。

「未来なんて知らないけど」
 春休み編の果てが見えないので、うっかり先走り。……ハイ。アニメに負けて、早く入部させたくなったのです。問題は、個人的な予定として入れたいエピソードが入学式前に2、3あるということでしょうか。

「A week」
 野球をやることに対して少しだけ、ほんの少しだけ前向きになった三橋と、そのきっかけをあたえた妹さんのおでかけ(と書いてデートと読んでもそう問題無し)話の幕開けです。まだまだ続くよ春休み編。終わりが見えない春休み編。

「微かに前進」
 三橋の中にあった、凛ちゃん(三橋妹連載のデフォルト名です)への罪悪感の消化がテーマ。「野球部で苛めじみたものをされてる」と打ち明けたときの、酷く悲しげな顔の彼女の表情が忘れられなかった廉は高校に上がったら野球を止めようと思っていたけれど、でも凛は野球をやっている幸せそうな廉が好きで。そういった、ほんの僅かのすれちがいのお話を、これで回収。ずっとヒロイン視点で展開されてたから、三橋側の感情が全然伝わってなかっただろう、と、私も思います。外伝で別視点話も書いてみたい、かも。

「始動の胎動」
 栄口くんとしっかりお話をしました。阿部くんとは全くお話してませんけどね。やっと西浦ーぜとのかかわりが書けて楽しいです。春休み編はもう少し続きます。お付き合いくださいませ! ところで、連載が三話連続で名前変換なしという事態に私が戸惑っています。次あたりで名前変換入れてこうと思います。

「僅かな希望」  やっと、三橋以外の西浦ーぜと係わり合いができます……! 今回俯いてたヒロインさんに話し掛けたのはみなさま想像ついてるかと思われますが、栄口くんでございます! 次のお話でちょこっとお話する予定。あともう少しで一巻の一話に入れると思います。私の小説はとろとろまったりしているので、何時になれば入るのかわかりませんが、やれるだけやってみます!

「その視線は」
 三橋一族以外の原作キャラをちょこっとだけ出しました。気付いてくださった方もいるかと思いますが、主人公にプリントを回したのは千代ちゃんです……! えっと、他のキャラクターとの邂逅を期待していた方には大変申し訳なく……思います。私も、早くみんなを出したくてたまらないのですが、主人公と三橋が一緒のときの空気はなんだかほんわかしてて……次の話は、三橋と離れてちょっとだけ別行動の予定なんで、そこで、他の振りっこと会えると思います。

「I'm home!」
 「ただいま埼玉!」というわけで、やっと群馬から埼玉へと戻って参りましたー! このお話は、ルリちゃんとバイバイして、廉が言いよどんだ言葉に少し戸惑うお話だったんですけど、途惑いまでは入れれませんでした、残念ながら。廉サイドのお話を書いたら解明できるのかな、あの言いよどんだ台詞は。ずっとヒロイン一人称だけで続けていくつもりだったんで、こういうときは困りますね。番外編、ってことにして廉視点のお話書けば良いのかなあ。

「Graduation」
 卒業式。クラスメイトとの記念撮影と、三星への離別がテーマ。ちょっと淋しいけれど、大切な半身がいるから大丈夫。そんな、信頼関係も描写したかったのです。正直、書ききれたか微妙ですけど。「前の帰りはルリちゃんと一緒だったのに、今日は一人なんだ」とかいう突っ込みはなしの路線で。

「茶封筒の中に」
 合格発表の話。ルリちゃんと買い食いして、人の縁について話して、届いてた合格通知を見て喜ぶ、ってお話。私の住んでいる地区の公立校の合格発表は掲示だったんですけど、遠方に住んでて見れない人ってこうだったのかなーって思いながら書きました。郵送で合否通知。郵便事故とかあったらどうするんだろう……。

「ぐるぐるまわる」
 「廉を野球部に入れたいなあ」と思うヒロインさんのお話でした。最初の三橋のここ本当にあってるかわかんない云々は正直蛇足かなーと思いながら書きました。思ったなら削れって話でしょうけど。もうすぐ卒業式です。ああ……書きたかったエピソードがつがつ削っちゃったからなあ……。何か他ので発散しよう。

「ただいま、おかえり」
 まったりスローペース連載、やっと三星に帰りました。二月の下旬ぐらい。B日程の試験から帰ってきたということで。一般入試の日程ですね。西浦は勝手に面接ない設定にして帰しちゃったけどあるのだろうか……不安だ。まあ、いいか。詳しく描写されるとは思わないし。三月上旬に合格発表、三月中旬に卒業式、数日以内に埼玉に行く……ってスタイルにします。自分設定いっぱいあるけど、こんな感じで進めていきたいと思います。早く春休み編に入りたい……。

「一緒にいるから」
 よ、良かった、おやすみなさい入った……! 入れたかったエピソードひとつ削ってよかった。入れてたらおやすみなさいが長引いた。で、これは、ヒロインさんと三橋の相互依存をちゃんと際立たせたくて入れたイベントです。今のところ、ヒロインばっか尽くしてる感じになっちゃってるけど、本当は三橋もヒロインに尽くしてるんですよー。今後、書ければいいなあ。

「Our Home」
 テーマは正直な話、「家は良いねえ」だったり。それ以外の何もない。ほんとだったらこの話でご飯食べ終わって「おやすみ」の台詞まで入れる予定だったのにな。予定は狂いまくり。本来だったら次で合格発表のつもりだったんだけど……無理だなあ。まあ、気侭にやります。何話まで書いたら、この話は胸を張って「原作沿いです」って言えるようになるんだろうか……(今は明らかに無理です)。原作に乗るまでの軌道は考えてるからどうにかなると良いな。

「入学試験」
 名前のまんま。とりあえず入試。ぶっちゃけた話、進路希望調査(夏から秋にかけてだよね。引退した後だから)から入試の話に行くなんて飛びすぎだと思ったんですけど、特筆して書くようなエピソードも思いつかず……このような運びに。きっと、もう少し考えたら思いついたんでしょうけど、描写しだしたら長ったらしく書いちゃいそうだったんで、ばさっと切りました。早く原作にもあるシチュエーションを描写したくてたまらんです。

(これ以前のあとがきはそもそも書いてないようです)




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